LINEの公式アカウントを取得したい!どうすればいいの?

LINE公式アカウント(LINE@)とは?

LINEは日本人の6割以上が利用しており、毎日利用している人の割合も8割を超えています。LINEの利用者数や利用率はSNSの中でもトップレベルです。

LINEは利用者も多く利用率も高いため、積極的にビジネスにも活用していきたいですね。LINEをビジネスに取り入れる企業は、年々増えてきています。

LINEを企業で活用する際には、まず 「LINE公式アカウント(LINE@)」を取得しましょう。

以前は「LINE@」と「ライン公式アカウント」は、別々の公式アカウントサービスでした。

しかし2019年4月に「LINE@」と「LINE公式アカウント」が統合して「LINE Account Connect(LINE公式アカウント )」としてサービスを開始しています。

 

LINE公式アカウントの機能や費用

LINE公式アカウントでできるサービスには、「メッセージ配信」「リッチメッセージ」「LINEチャット」「タイムライン投稿」など、投稿やコミュニケーションに関するサービスがあります。

また「ショップカード」「クーポン配布機能」「IoT連携」「FAQの 自動応答機能」など、便利な機能に関するサービスなどもあります。

LINE公式アカウントとしては3つのプランが用意されています。無料のプランも用意されているため、予算をかけずに始めることも可能です。

月額予算が無料のプランは「フリープラン」です。無料メッセージ通数は1,000通で、それ以上メッセージを追加することはできません。

月額予算が5,000円のプランは「ライトプラン」です。無料メッセージ通数は15,000通で、それ以上メッセージを追加する時には単価5円になります。

月額予算が15,000円のプランは「スタンダードプラン」です。無料メッセージ通数は45,000通で、それ以上メッセージを追加する時には単価3円ほど(要問い合わせ)になります。

 

LINEの法人向けアカウントの種類

LINEの法人向けアカウントには3つの種類があり、アイコンの色で見分けることができるようになっています。

「プレミアムアカウント」は緑色、「認証済みアカウント」は紺色です。LINEの審査を通過すると、それぞれのアカウントバッジが付与されます。アプリ内検索でもアイコンは表示されて、一部機能や決済手段の機能も追加されます。

「未承認アカウント」は灰色です。誰でも取得できるアカウントですが、基本機能は承認済みアカウントと同じものが使えます。

途中から有料プランへ変更することや、後からアカウント承認を取得することも可能になっています。LINEの活用に迷いがある場合は、無料の未承認から始めてみることも、できるようになっています。

 

LINE公式アカウントを用いたマーケティングとは?

LINE公式アカウントを用いたマーケティング施策をいくつかご紹介します。

ユーザーを店舗に集客したい場合には「クーポン配布機能」が役立ちます。友だち追加してくれたユーザーに、LINE公式アカウントの「クーポン」を配布して、サービスを利用してもらえるように誘導するのです。

この「クーポン配布機能」で、「全品1割引きクーポン」や「1名様1ドリンク無料クーポン」、「粗品プレゼントクーポン」や「300円キャッシュバッククーポン」など、来店や利用を促すクーポンを配信することができます。

「クーポン」はユーザーの来店や利用を促すことにつながりますが、それ以前にユーザーが友だち追加してくれるきっかけにもなるのです。

 

LINE公式アカウントのLINEチャットの活用

店舗やサービスで顧客とのコミュニケーションを改善したい場合には「LINEチャット」が役立ちます。

通常企業と顧客とのやり取りや連絡には、電話や葉書などが使われています。しかし葉書は切手代金が必要であり、電話は時間を考慮しながら連絡しなければならない不便さがあります。

LINE公式アカウントを開設すれば「LINEチャット」で予約や問い合わせを受け付けることができるようになります。「LINEチャット」は予約に使った場合には履歴が残るため、お互いに確認がしやすいのもメリットです。

また問い合わせに使う場合には、画像が送れるのが大きなメリットとなります。商品の問い合わせがあった場合に商品写真を簡単に送ることができるため、丁寧な顧客対応が可能になります。

予約や問い合わせは心理的にハードルが高いと感じる顧客にとっては「LINEチャット」は満足のいくサービスになるでしょう。

 

LINE公式アカウントのショップカード の活用

顧客へのサービスとしてポイント制度を取り入れたい場合には「ショップカード」が役に立ちます。

LINE公式アカウントの「ショップカード」は、LINE内で発行と管理が完了できるポイント制度です。LINEアプリでポイントを管理できるので、紙のポイントカードは必要ありません。

カードタイプのポイントカードには制作費がかかりますが、 LINEの「ショップカード」はカードを作る手間も費用も必要ありません。これはLINE公式アカウントの無料プランでも使うことができる機能です。

顧客にとってはカードを持ち歩く必要がなく、探す手間も不要になります。企業にとっても顧客にとってもメリットがある機能です。

 

LINE公式アカウントのリッチメッセージ の活用

特にアピールしたいメッセージがある時には、ビジュアルでアピールできる「リッチメッセージ 」 機能が役に立ちます。

「リッチメッセージ」は、携帯端末の全画面を使ってアピールできる機能です。テキストメッセージではできないアプローチが可能になります。

全画面を使って1つのビジュアルメッセージを送ることもできますし、3つや6つに分割した画像で、いろいろな内容を盛り込むこともできます。

写真やイラスト、テキストなどを自由に使ってビジュアルを作ることができるため、インパクトのあるメッセージにすることができます。

また画像から他のURLにリンクする設定にできるため、自社のWebサイトへの誘導も可能です。

LINE公式アカウントを活用すると、企業と顧客の双方にメリットの感じられるマーケティング施策が可能になります。まずはLINE公式アカウントを取得して、自社のマーケティングに活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

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