デジタルマーケティング
ブログやサイトだけではない⁉アフィリエイトマーケティングとは?
アフィリエイトマーケティングとは?
アフィリエイトマーケティングとは、報酬型広告を使ったマーケティング手法のことです。Web広告の中では定番ともいえる手法で、インターネットでの集客には欠かせないというほど一般的です。
多くの企業が、アフィリエイトを使って自社サービスや自社商品を提携先サイト経由で販売してきました。Web広告のなかでも、アフィリエイトマーケティングには優れた費用対効果があることで知られています。
アフィリエイトの仕組み
アフィリエイトとは企業や個人で運営するWebサイト・ブログなどに、アフィリエイトサービス事業者(ASP)経由の広告を掲載して、訪問者が広告経由で商品を購入したりサービスを申し込んだりした際に報酬が発生する仕組みのことです。
基本的な広告素材は、バナー、リンク、テキスト広告です。広告主はアフィリエイトサービス事業者(ASP)に広告素材を登録して、 アフィリエイターはアフィリエイトサービス事業者(ASP)から掲載したい広告素材を探します。
アフィリエイトは既存のWebサイトなども活用できますが、アフィリエイト用にコンテンツを最適化したWebサイトも多く存在します。アフィリエイトサービス事業者(ASP)は、月単位などで双方の費用を清算します。
もう一つの方法として、アフィリエイトサービス事業者(ASP)を利用しないで、企業独自でアフィリエイトプラグラムを開発する方法もあります。例えばAmazonや楽天などの大手ショッピングサイトは独自開発をしています。
しかし現実的には、自社でアフィリエイトプラグラムを開発・運営する方法は、大変な時間と手間が掛かります。
そのため、開発と運営にそれほど手間と時間をかけられない場合には、主要なアフィリエイトサービス事業者(ASP)を利用することが一般的です。
アフィリエイトを用いたマーケティングの仕組み
アフィリエイトマーケティングの仕組みの中心となるのは、「広告主」「アフィリエイター」「コンシューマー」の三者です。
「広告主」とは広告を出稿する企業のこと、 「アフィリエイター」とはWebサイト・ブログ・メルマガ・SNSの広告枠を提供して手数料を稼ぐ個人や企業のこと、「コンシューマー」とは消費者です。
「アフィリエイター」のWebサイトなどに、「広告主」が広告を出稿するというシステムで、「アフィリエイター」にも「広告主」にもメリットがある広告システムになっています。
企業にとっては、自社サイトへユーザーが訪問するのを待つだけではなく、積極的に広告で集客できるというメリットがあります。
そして「コンシューマー」にとっても、広告を情報として受け取る場合には商品選択の幅がひろがるというメリットがあります。釣りの情報サイトに釣り具ECサイトの広告が掲載されていれば、「コンシューマー」の欲しい商品が見つかる可能性が高まります。
このように三者ともにメリットのある広告の仕組みが、アフィリエイトマーケティングです。
アフィリエイトマーケティングの特徴とは?
アフィリエイトマーケティングは、自社でマーケティングを行うより、費用対効果が高いのが特徴です。少ない予算でも短期間で情報拡散できる場合もあるのです。
その理由は、結果報酬型のシステムにあります。クリックに対する報酬・売り上げに対する報酬・表示に対する報酬・読み込み回数に対する報酬など、いずれかの成果に対して報酬を支払うというシステムです。
この結果に対して報酬を支払う広告プログラムが、企業コストを抑えることを可能にしています。
さらにアフィリエイトサービス事業者(ASP)が広告主とアフィリエイターを仲介しているため、お互いに沢山の選択肢が提供されます。その結果、広告主はターゲットに適した媒体に広告を出すことができ、アフィリエイターは媒体に適した広告主を選ぶことができるのです。
アフィリエイトサービス事業者(ASP)により、多くの選択肢を提供され、自由にアフィリエイトプログラムを組むことができるため、マーケティングで重要な試行錯誤や改善がすぐに行えるのがメリットです。
オンライン管理レポートが利用できることが多い
アフィリエイトサービス事業者(ASP)によっては、利用者に管理レポートツールを提供しているところもあります。オンラインの管理レポートによって、アフィリエイターはインプレッションや売り上げなどを把握できます。
また、広告主はどのアフィリエイトを使うのか、どの報酬システムにするか、報酬をいくらにするかなど、すべてを決める権限を与えられていることも多いです。
アフィリエイトサービス事業者(ASP)の選び方
アフィリエイトサービス事業者(ASP)は多数存在するため、どこを選べばよいのか迷ってしまうかもしれません。提携先の数が多いのはメリットの一つですが、それだけで決めるのではなく、自社の目的にあうかどうかも検討すべきです。
アフィリエイトを開始してからアフィリエイトサービス事業者(ASP)を変更するのは、なかなか手間がかかります。始めによく比較検討をしてから、開始するようにしましょう。
そのためにはまず、自社のアフィリエイトマーケティングの導入目的を明確化することが大切です。導入目的を明確化できていれば、何が必要かが明確になり、アフィリエイトサービス事業者(ASP)選びの基準がはっきりするからです。
アフィリエイトマーケティングを導入する時には、売り上げを上げたい、認知をアップしたいなど何らかの目的があるものです。しかし、その目的が明確化していないこともよくあります。
例えば、広告で販促キャンペーンを行う場合にも、「売り上げを上げたい」「社名を認知させたい」「顧客情報も取得したい」「商品の感想も知りたい」「見込み客を増やしたい」など、多くの目的が混在している場合があります。
多くの目的があることが悪いのではありません。目的ごとに順位をつけて整理をすれば、今回のキャンペーンでは何を一番の目的にしているのか、より明確化することができます。
また、アフィリエイトサービス事業者(ASP)は、一定期間をお試し期間としているところも多くあります。実際に使用して、使用感や対応の良し悪しを確認してみることをおすすめします。
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